雑記

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電話が苦手

自分は対人関係が低いだけではなく、電話を非常に恐れている。理由としては相手の言葉が上手く聞き取れないことと、パニックになって電話を切った後に全部内容が飛んでしまうこと。鬱ピーク時は本当に酷い有り様で、相手の声を聞き取るために集中すればメモが取れないし電話が終わって何も覚えていない、メモを取れば内容が間違っているとか、取ったメモがどういう意味だったのか(日付、時間など)を忘れてしまう。このせいで不調をきたしても限界まで病院に予約を入れることができなかったりして大分無駄に体をボロボロにしてしまった。

今はだんだん落ち着いて電話を取れるようになってきたが、それでも電話が怖い。
美容室に予約をなかなか入れれず髪は伸びきってボサボサで、10代の時は自分で切ったりしていた。だがもう歳は20代中盤になり、そろそろ甘えたことを言ってられなくなったので美容室に定期的に通う習慣を付けようとオタク向け美容室なるものに行ったのは3か月前くらいのことだ。結果としてオタク向けであろうと若い美容師相手にコミュ障を炸裂して冷や汗をかきながら敗走した。自分は若い女性と話すのが苦手だ。女なのに。どこか無意識で自分は見下されているとか、見限られると恐れてしまう。女性は身内間の結束力が強いというか異分子(身だしなみが不十分であるとか、協調性が無いとか)を嗅ぎ分ける力がものすごいと私は勝手に思っていて、その異分子として自分がはじき出される運命だと勝手に恐れている。

話が戻って8月、今年は酷暑で毛量が人よりかなり多い自分にはロングヘアを維持するのが厳しくなったので再度美容室にチャレンジすることにした。いつもどおり電話が怖いので予約が入れれず今日も髪が切れなかったと後悔しながら過ごしていたが「電話が怖いなら電話をしなければ良いじゃない」とマリー・アントワネットのノリでアポ無し凸した。(パンが無いなら~の言葉を本当にマリー・アントワネットが言ったのかどうかは現在では信憑性が無くなってきているらしいですね。)

前回比較的洒落た美容室だったので金がかかったが、今回は近所の主婦がメイン層っぽい美容室だ。カット代金4000円強、担当美容師の希望は特になし、髪形は短めのボブ(おかっぱの様な髪形)。すると店内の美容師で最年長っぽい60代くらいの女性が髪を切ってくれることになった。私は若い女性が苦手と前置きしたが、いわゆるおばさんも苦手だ。なぜなら彼女達は突然話しかけてくるから。外で話しかけられると焦ってしまう。別に今発言する意味ある?と心の中で突っ込みを入れてしまう。・・・だがこの美容師さんに髪を切ってもらう間は非常にリラックスできた。お節介気味の話し方で、心に裏表が無さそうなのは安心する。お節介というか、ある一定の年齢を超えた辺りから同じ話題を繰り返すあのムーブをする方だったので会話パターンから苦手な話題が出てこないのがわかると心を許すことができる。自分は仕事をしていないし、血縁との仲も良くないのでそこに触れられないことが一番重要だ。彼女は私の髪型についてしか触れてこなかった。とてもありがたい。他の美容室も根掘り葉掘りプライベートを聞いてこないでほしいなあと思った。完全に身を任せた結果最初の希望とはだいぶ違う髪型にされた。短くされすぎたので朝起きると寝癖で爆発するし困ったが、また多分同じ美容室に行くだろう。

それから最近携帯電話はスピーカーモードにして耳元に当てることで大分声が聞きとりやすくなって落ち着いて会話ができることに気付いたのでそうやって対処していく。